年商1億円以下の塗装屋さん必見!塗装店経営7つの原理原則

青木忠史
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【塗装店に特化した経営コンサルタント】日本建築塗装職人の会 会長/アサヒリフォーム有限会社2代目代表取締役(現名誉会長)/ 経営指導実績700社以上面談実績7,000件以上 / 『職人の会式 塗装店経営法』開発/ 『繁盛親方』業務効率化ソフト開発 / 「いちばんやさしい工事店経営の教科書」(ダイヤモンド社)他

あなたが、年商1億円以下の塗装工事店の経営者なら、以下のようなことをお考えではありませんか?

「今のまま、利益の残らない下請け仕事をこれからも、ずっと継続していてよいのだろうか・・・」

「この先、自分が年を重ねていったら、この会社はどうするのだろう・・・」

「そろそろ、将来のことを考えて、しっかりと会社経営に取り組まなければいけないとは思っているが、何をどうやったらよいのかが分からない・・・」

 私は、これまで自社の塗装工事店を経営しながら塗装工事店の経営コンサルタントとして、7,000社以上の塗装工事店の見てきました。その90%以上は年商1億円以下の塗装店であり、その多くは80~90%以上を下請工事で運営する、塗装職人の専門店の方でした。

そのような塗装専門店の方が、繁栄していくか、廃業への道を歩んでいってしまうかの分かれ道が、実に、「36歳~40歳の間に行う決断にかかっているというのが、私がこれまで16年間以上塗装工事専門店の経営指導に携わってきた1つの法則です。

まず、大きな結論を述べると、36歳~40歳の間に、

◎目先の受注と完工に振り回される日々を一度、ストップさせ、本質に沿った塗装店経営を行うと決断すること

◎自分が引退するまでの30年先までの仕事と人生のグランドビジョンを描くこと

◎焦らず、塗装職人を育成すること

◎後継者へ事業を譲渡していく目標を持つこと

これらが、とても大切であり、文字通り「人生の分岐点」となるのです。

そこで、本日は、そのような36歳~40歳の時期に差し掛かっている職人社長様が、人生を通して、塗装店経営・塗装職人人生を繁栄させていけるようにと、「塗装店経営7つの原理原則」をご紹介させていただくこととしました。

1人や2人で行っている小さな塗装屋さんなら、「今すぐ必要がない」と思える内容もあるかもしれませんし、また年商1億円以上の塗装屋さんでも、見落としていた点などがあるかもしれません。

また、20代の塗装職人社長さんだから不要という内容でも決してありません。

塗装店経営の道を歩む上で、どなたでも、いずれ、必要になるものだと確信をしています。ここに記載させていただく内容をあらかじめ知っておくことが、人生を通した塗装店経営の成功に必ず繋がっていくと思いますので、どうぞ、繰り返しご覧になってください。


この記事の目次

原理原則1・・・長い発展繁栄の土台として、まず「正しい仕事観」を持つ

塗装店経営7つの原理原則の1つ目は、「長い発展繁栄の土台として、まず『正しい仕事観』を持つ」ということです。

なぜ、「正しい仕事観」を持つことが大事なのかというと、「正しい仕事観」を持つことによって、必ず、良いお客様・良い塗装職人さん・良い社員さんを集めることに繋がってゆくからです。

また一方で、私は、この16年間、その場しのぎ的な売上のテクニカル論に一度染まってしまった人は、その方法から抜け出すことがいつまでたってもできず、社長が年齢を重ねていくと若い頃のようにアグレッシブに活動できなくなると同時に、社員が退社していき、老後にお店を縮小していくという姿をものすごく多く見てきました。

そのようなことからも、塗装工事店が長期的な発展繁栄を実現するためには、「考え方」から入ることがとても大切であり、その土台となるのが「正しい仕事観」だからです。

ここで言う「正しい仕事観」とは、「自らの技術を通して社会に貢献していくことが私の仕事である」と考えることです。

・正しい仕事観の例

 ◎塗装工事を通して、地域の方々の暮らしの幸せを支えよう(地域社会に対して)

 ◎塗装技術者の育成を通して、塗装業界の進歩発展に貢献しよう(塗装業界に対して)

・自分本位でよくない考え方の例

 ×どの仕事をやったら儲かるかな?

 ×どうやって行ったら儲かるかな?

 たしかに経営は大変なので、現実的にどのように儲けるかを考えなければならない面もありますが、社長が「正しい仕事観」を持っているからこそ、社員職人も安心して、長くついてきてくれるようになり、長く発展をしていく塗装店さんを私は本当に数多く見てきています。

 一方で、社長が「自分本位な考え方」を持っていると、そのお店で働く職人さんたちも同じように考えてしまうため、一時期、やる気がある子がたくさん入社してくるように感じても、その後、その子たちは育ったたら独立をしたりして、組織はいつまで経ってもできないという状況も数多く見てきました。

 さらには、優秀な職人さんほど以下のように考えることがあります。

・自分の腕や存在を認めてくれて、伸ばしてくれるちゃんとした環境で働きたい

 このような優秀な職人さんをいずれ将来、迎え入れるためにも、第一歩として社長自身が「正しい仕事観」を持っていることがとても大切であると、多くの塗装工事店さんを見てきた経験から感じます。

ぜひ、今日から、実践してみてください。


原理原則2・・・「経営理念」と「業務マニュアル」を作成して、社員と共有し、強い塗装店をつくる

塗装店経営7つの原理原則の2つ目は、「『経営理念』と『業務マニュアル』を明文化して、社員と共有し、強い塗装店をつくる」です。

なぜ、「経営理念」と「業務マニュアル」を作成することが重要なのかというと、結局、社長が思っている仕事で大切にしたいことや、仕事のルールなどは、どれほど口頭伝達を繰り返しても、一向に伝わらないからです。

1.「経営理念」を作成して、チームを1つにする

1つ目の「経営理念」とは、「仕事をする上で大切にしていること」を社長の言葉で書くことから始めていければOKです。

「仕事をする上で大切にしていること」とは、常日頃、社長が口に出していることでもあると思います。具体的には以下のようなことを社員に繰り返し伝えていないでしょうか?

 ◎信じてくれたお客様のために最高の塗装工事を提供する
 ◎見ていないところでも絶対に手を抜かない
 ◎自分に厳しく妥協をしない

とにかく、「経営理念だから、立派なものを書かなければいけない」などと思い込み過ぎてしまい、上手に書く必要は一切ありません。それよりも、社長が社員に伝えたいと思っていること・繰り返し伝えていることを、素直に、ストレートに、全て書き出し、まとめていくことから始めていければOKです。

その上で「経営理念」を浸透させるために大切なことは以下の2点です。

 1点目・・・ふだんあなた自身が話している言葉で表現するということ
 2点目・・・なぜ、そのようなことを大切にしているのかという理由をあなた自身の言葉で語ること

これにより、納得の度合いが高まり、社員さんにもよく伝わるようになるからです。

逆に、一般的なコンサルタントに教えてもらった四角四面な言葉などでは、社員から見ても、「なんだか、社長は背伸びした言葉を使っているな、、」等と受け取られてしまい、ストレートに伝わらないケースが多々あります。

力を抜いて、素直な思いをまずは書き出してみることから始めてみましょう。

2.「業務マニュアル」を作成して、「施工品質」の統一を図る

2つ目は、「業務マニュアルを作成して、施工品質の統一を図る」ことです。

業務マニュアルを作成することがなぜ大切なのかというと、塗装屋さんによくある「あの人は、うちのやり方で仕事が出来ていない」という、仕事のミスマッチを防ぐことができるからです。

結局、塗装職人さんが転職をする最大の理由は、そのお店の工事基準が分かりにくいことであり、それを解決するためには、業務マニュアルの作成がもっとも効果的だからです。

また、業務マニュアルとは、以下のようなそれぞれの仕事の手順やルールを事細かに記載していくことです。

 ①ゼネコンなどが元請となる大きなビルやマンション現場
 ②役所が元請となる公共工事などの現場
 ③工務店が元請となる新築の住宅現場
 ④設計事務所などが元請となるマンション改修などの現場
 ⑤工務店やリフォーム店が元請となる住宅リフォームの現場

ここで、1点、次のような質問頂くことがあります。

「自分がマニュアルをまとめるのは大変だから、他のお店で活用している業務マニュアルを活用させてもらえばそれでいいんですが・・・」
「自社も他店もおそらく同じことを行っているのと思いますし・・・」

これについては、

その会社の独自の考え方が業務マニュアルには浸透しているので、他店のものを活用するのは得策ではない

と、私は指導をしています。

現実的に、塗装屋さんごとに仕事のやり方が違います。

具体的には、同じ住宅塗装(住宅リフォーム)の現場仕事の仕方においても、それぞれの会社で細かいやり方が違います。

 例えば、「水洗いの仕方」1つとっても、ダンドリの仕方が全社違いますし、作業を実施する流れも全社違います。ダンドリは前日の夕方にやるという会社もあれば、おおよそ夕方にやるけど、作業車への積み込みは朝行うという会社もあります。

 水洗い作業の流れも、住宅を一周するという方法で行っている会社もあれば、扇のように左右に行うという方法で行っている会社もあります。

 そして、これら全てが「非言語」のままであるという点が、最大の問題点でもあります。

 そこで、「業務マニュアル」を作成し、社員職人に共有していくことが大切なのです。「業務マニュアル」によって、以下のような変化が起きるようになります。

 ◎均一した仕事ができるようになり、お客様からのクレームも激減する
 ◎仕事を教える上での余計なストレスが減少して、部下の仕事の習得が早くなる
 ◎他店から転職してきた塗装職人さんも、早くお店に馴染めるようになる

この結果、職人の出入りが少なくなり、お店の経営が安定化していくようになります。

仕事をやりながら、業務マニュアルを作成するのは大変ですが、ぜひ、実践してみてください。

 


原理原則3・・・「基礎仕事能力」を身につけ、業務効率を向上させる

塗装店経営7つの原理原則の3つ目は、「基礎仕事能力を身につけ、業務効率を向上させる」ことです。

なぜ「基礎仕事能力」を身に着けることが大切なのかというと、結局、塗装屋さんは現場仕事には長けていますが、会社経営の基礎的な仕事能力については、多くのお店が疎かにしており、そのため、会社の発展を止めてしまっているという現実もよく見てきているからです。

塗装店経営で求められる基礎的な仕事能力の大きなものは、以下のとおりです。

 ①会話力
 →「お施主様」「ご近所様」「元請様」「部下」「協力業者様」とのコミュニケーションを円滑に測ることで、売上・利益に差が出ます。

 ②段取力
 →「現場の段取り」「1か月の工事の段取り」「社長自身のスケジュール管理」を磨くことで、売上・利益に差が出ます。

 ③企画提案力
 →主に「見積書」を作成する際の企画提案力を磨くことで、決定率に大きな影響を与えます。

 ④PCスキル
 →自分は苦手。PCは事務員さんに、という方も意外と多いのですが、今はPCでかなり多くの業務を行う時代になってきているので、経営には必須能力となってきています。

それぞれについて説明していきましょう。

1.売上アップに繋がる『5つの会話力』を磨く

1つ目の「会話力」とは、主に以下のシチュエーションで必要な「会話力」になります。以下に真摯に取り組むことで、必ず売上・利益の向上に繋がります。

1-1.一般消費者のお客様から信頼を勝ち取る「会話力」

 一般消費者のお客様との会話では、低姿勢となり、礼儀正しい会話をすること・専門用語をあまり使わず素人の方にも分かりやすい説明をすることがポイントとなります。具体的には、以下のとおりです。

「お世話になっております。◯◯塗装店の代表の◯◯と申します。本日は、◯◯◯の作業を行います。◯◯◯の作業とは、△△△△ということを行い、お家を長持ちさせる作業になります。×××ことがある可能性もありますので、もし、少しでも気になられましたら、ご遠慮なくお尋ねください。どうぞよろしくお願い申しあげます」

など。

 このような会話だけでも、「この塗装屋さんは立派な塗装屋さんね」と思われ、評判に繋がるはずです。なぜなら、多くの塗装屋さんがそのように行っていないからです。

1-2.現場まわりの住民の方から信頼を勝ち取る「会話力」

 現場まわりの住民の方との会話では、低姿勢となり、礼儀正しい会話をすることが大切です。得てして、消費者の方は、無理難題を言われることもありますが、それを一重にクレームとして受け止めるのではなく、商売人として、にこやかで低姿勢での対応を心掛けてまいりましょう。具体的には以下のとおりです。

「お世話になっております。◯◯塗装店の◯◯と申します。×××に対しまして、ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。以後、気を付けますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。また何かございましたら、私◯◯◯まで、なんなりとお申しつけくださいませ。」

など。

現場近隣の方は、お客様ではなくても、将来のお客様になっていかれる方でもありますので、たとえ、無理難題を言われることがあったとしても、なるべく穏便な対応を心掛けていけるようにいたしましょう。そのような「姿勢」が会社の評判にも繋がっていくからです。

1-3.元請様から頼りにされ仕事を継続的に発注されるようになる「会話力」

 元請様との会話では、以下の3点が大切です。

 ①「5W1H(誰が・いつ・どこで・何を・どうした)」
 ②「結論」から話す習慣
 ③論理的でわかりやすい会話を心掛けていくこと(ロジカルシンキング)

具体的には以下のとおりです。

「いつもお世話になっており、ありがとうございます。◯◯塗装店の◯◯と申します。◯◯様邸の作業のご報告をさせていただきます。
 ・◯◯◯につきましては、本日無事終了いたしました。
 ・△△△につきましては、×××がありましたので、明日◎◎◎の作業を行い、終了となります。
 ・□□□につきましては、本日は対応できませんでしたので、◎日に改めて、対応をさせていただきたいと思います。

以上ですが、何か他に、ご指示などはございませんでしょうか?

ありがとうございます。それでは、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

など。

特に、元請様も、会社が大きくなればなるほどビジネス思考が強くなりますので、塗装屋さんであっても、ロジカルシンキングを鍛え、元請け様からの要望に応えていけるように努力してまいりましょう。

その結果、さらに多くの仕事を任せてもらえるようになっていくことと思います。

1-4.マネジメントを成功させる部下(社員)との「会話力」

 部下(社員)との会話では、主にマネジメント的要素が求められます。マネジメントとは、「チーム(組織)を通して成果を上げるための管理(人的管理・数値管理)」を指しています。

 そのため、ただ優しいだけではダメ、ただ厳しいだけでもダメであり、リーダーは、成果を上げていくために、その時、その時、必要なアクションを求められています。

例えば、

 ◎元気が無い・疲れている・落ち込んでいる時には励ましたほうが良い
 ◎まだ頑張れそうな時には、叱咤激励も必要

など、同じ状況でも部下の様子を見ながら対応を変えていく必要があります。

また、マネジメントのベースとしては、上司・部下では、理解し合っている関係が大前提です。そのため、上司側(代表側)が歩み寄り、自分の「考え方」を理解してもらうように、話し合うことをします。

部下も人間ですので、頭ごなしに指示をするのではなく、1点1点を理解をしてもらうよう、じっくり話をすることも時には重要です。

その他、塗装職人さんのマネジメントについては、別途コラム等で共有いたします。

1-5.現場を円滑に運営するための協力業者さんとの「会話力」

 協力業者様との会話では、以下の5点が大切です。

 ①ねぎらいの言葉
 ②「5W1H(誰が・いつ・どこで・何を・どうした)」

 ③「結論」から話す習慣
 ④論理的にわかりやすい会話を心掛けていくこと(ロジカルシンキング)
 ⑤明確な期日を提示し確認をすること(GOALセッティング)

具体的には以下のとおりです。

「いつもありがとうございます。ほんと、いい仕事で助かっています!さて、◯◯◯の現場の進捗状況はいかがでしょうか?本日は◯◯◯の段階まで。◯◯日までに完了を予定していますので、そのように頑張ってもらいたいのですが。お願いできますか?(ありがとうございます。それではよろしくお願いします!)」

特に、1人親方などの協力業者さんは、学校等でもコミュニケーション術等を勉強されていないことも多く、「結論」に到達するまで、話が長くなる方もおられます。そのような協力業者さんに対しても、最初は丹念に話を聞きながら、『1-3.元請様との会話』を逆に指導していき、円滑な会話ができるように促していきましょう。

そのようなことを心掛けていくことで、良いパートナーとして育成していきましょう。

2.経営効率を向上させるための「3つの段取り力」を磨く

2つ目の塗装店経営で求められる「段取り力」とは、以下の3つになります。

 ①現場の段取り力
 ②1か月の全現場の段取り力
 ③社長のスケジュール管理力

それぞれについて、真面目に取り組むことで、必ず、売上・利益の向上に繋がります。

順番に説明していきましょう。

2-1.「原価管理シート」の作成を継続実践し、「現場の段取り力」を向上させる

「現場の段取り力」の向上においては、『原理原則6 原価管理』でも説明している「原価管理シート」を作成していくことになります。

本原価管理シートは『繁盛親方』に内蔵されている「原価管理シート」です。

「現場の段取り」が上達するのは、原価管理シートをつける回数に比例しますので、実行されていない方は早めに実行を開始してください。

2-2. 「工程管理表」の作成を継続実践し、「1か月の全現場の段取り力」を向上させる

「1か月の全現場の段取り力」の向上においては、以下のような「工程管理表」を作成し、実施し続けることになります。

こちらも「習うより慣れろ」で、どのお店でも最初はうまくできなくても、だんだんと上達していきますので、まずは、実行を開始していくことです。

2-3.Googleカレンダー(無料)を活用し、「社長のスケジュール管理力」を向上させる

「社長のスケジュール管理力」の向上においては、無料のGoogleカレンダーを活用していくことになります。

既に、多くの方がご承知のところかと思いますが、Googleカレンダーでは以下のことが可能です。

 ①それぞれのスケジュール項目の詳細を記入しておくことができる
 ②地図へのリンクもできる
 ③事務員さん・社員さんとの共有もできる
 ④予定の前に、アラートを出すorメールを送信することができ、忘れることが無いように注意ができる
 ⑤スマホ・PC・タブレット等、どのキャリアからも閲覧・操作ができる

これにより、業務効率が各段に向上しますので、「現場管理シート」「工程管理表」「Googleカレンダーの活用」を実践し続けて、段取り力向上を目指してください。

3.見積の決定力を高めるための『企画提案力』を磨く4つの視点

3つ目の塗装店経営で求められる「企画提案力」とは、主に、「塗装工事の提案=見積書の作成」において求められる能力を指しています。

これに取り組むことで、契約率に差が出て必ず売上・利益の向上に繋がっていきます。

塗装屋さんの「塗装工事の提案=見積書の作成」は、

・お客様の住宅の状況
・お客様のご予算
・お客様のご要望

に対して、様々な工事プランが考えられます。そのため以下の3つの能力が求められます。

①お客様の住宅の状況を正しく診断する調査診断能力
②お客様のご要望をしっかりと把握するためのヒアリング能力
③お客様のご要望をかなえるプランを提案するための施工知識と塗料・材料知識

その上で、作成した「塗装工事の提案=見積書」をお客様に提案するための

④プレゼンテーション能力

が、求められます。

つまり、お客様に対して、塗装工事の提案をするためには、①~④の能力「企画提案力」が求められます。

現在、「相見積でよく負けてしまう…」というお悩みがある方は、まずは、この原理原則に従い、①~④のどの部分が弱いのかを発見し、強化することで見積決定力を強化していくことを考えてみてください。

4.スピーディな業務対応のために「PCスキル」を身に着ける

塗装屋さん経営で求められる4つ目の能力は「PCスキル」です。具体的には以下のような作業に関わるスキルが最低限求められます。

①調査報告書~見積書の作成
②原価管理シート・工程管理表の作成
③各種管理ソフトの使用
④各種案内の作成
⑤ブログやホームページの更新作業

これらの「PCスキル」の向上に取り組むことで、社長はストレスを軽減させ、さらに円滑に経営を回すことができるようになります。

そして、これらは、今の時代ではどの塗装屋さんでも日常的に行う業務ですので、こちらも社長自らが「習うより慣れろ」で、数をこなし頑張っていきましょう。


原理原則4・・・会社を強くする「採用競争力」を身に着ける

塗装店経営7つの原理原則の4つ目は、「会社を強くする人材採用競争力を身に着ける」ことです。

なぜ、「採用競争力」を身に着けることが大事なのかと言うと、大変残念なことに、塗装店経営者の方がたの99%以上の方々は、「採用戦略」を一生涯学ぶ機会もなく、その結果、組織づくりができないまま、塗装店経営に幕を下ろしていくという現実があるからです。

しかし、会社を強くするための一歩目は、「人材採用戦略」の実行であり、そのためには、「求人方法」を以下のとおり変えることから始めていくことが、とても大切です。

①「日当◯◯◯◯円!日払い可」「未経験者歓迎」「福利厚生充実」というような求人広告コピーを書く事を辞めて、社長の考え方を記載した求人広告を出す

②タウンワーク・ハローワーク等の安い媒体だけで求人を募集し続けるのではなく、一般媒体(en転職等)で募集をする

③会社のホームページに求人ページを作成し、「仕事に対する考え方」「キャリアプラン」等を記載する「理念・ビジョン・価値観マッチング採用法」をベースに人材採用を行っていく

 では、いつからこのような採用を行えばよいですか?という質問を頂くことがありますが、理想は、1人目の社員を採用する時から行っていくということをおススメしています。

 ただし、現実的には、1人目の社員を採用する時には資金力なども無いことが多いため、1人目に限らず、なるべく早い時期から実行していくことをおススメしています。

また、このような人材採用を継続していくとで、会社は以下のようになっていきます。

①社員の出入りが少なくなる

②社員の愛社精神が高くなる

③社員が会社のことを考えて仕事をしてくれるようになるので、会社が成長する

④善循環が起き、さらに良い人材が入社するようになる

⑤組織内に浄化作用が働くようになり、考え方が一致していない人対して自然と「考え方」を浸透させていくようになる(浸透できなければ、その人は自然と退社をする)

そして、「社長の考え方」を理解して、入社してくれる方は、仕事ができるようになってからも、「この会社を辞めて、もっとお給料の良い会社で働こう」と考えることはせず、社長と共に会社の発展を考えてくれるようになるはずです。

成長していく会社は、いずれもこの原理原則を守っていますので、ぜひ、あなたの会社でも実践をしてみてください。

 


原理原則5・・・社長が情熱を注いで塗装技術者(職人)を育成する

塗装店経営7つの原理原則の5つ目は、「社長が情熱を注いで塗装技術者(職人)を育成すること」です。

なぜ、社長が情熱を注いで塗装職人を育成することが大切なのかと言うと、結局、発展しなくなる塗装店は、社長が職人教育をしない塗装店であるということが明確だからです。

また、数年前に廃業をした職人社長が最後に言っていた言葉で以下のようなものがあります。(これは事実です)

「わしの人生で一番の後悔は、自分で社員を育てなかったことだ・・・」

この言葉を最後に社長は会社を廃業させて、その2年後にお亡くなりになりました。そのような光景を見ていて、私は、若い時期から職人育成を自ら行うことの大切さを痛感し、皆様と共有をさせていただいているのです。

塗装技術者(職人)の育成において、私が700社の塗装工事店を見てきて、成功するパターンと感じている点は以下の3点です。

①社長自身が仕事人間となり、社長自身が仕事に精通すること
②褒めて伸ばすこと
③一段上の仕事にチャレンジさせること

それぞれについて説明いたしましょう。

1.社長自身が仕事人間となり、社長自身が仕事に精通すること

 1つ目の社員教育のポイントは、「社長自身が仕事人間となり、社長自身が仕事に精通すること」です。

①社長自身が仕事人間となること
②社長自身が仕事に精通すること

なぜ、これらが大切なのかというと、プロはプロの元で育つのが原則であり、社員は社長の背中を見て育つものだからです。

 また、奥様も一緒に仕事を行っている(事務仕事などで手伝っている)場合には、奥様も仕事を大好きになっている状態が絶対条件です。社長や奥様が嫌々な姿勢や、苦しそうな姿勢で仕事を行っている会社で、良い塗装職人さんは育ちません。職人さんは、社長の背中を見て育つからです。

■反対に、小さな塗装屋さんの社員教育でやってはいけないことは、以下の2点です。

× 社長が会社の椅子に座って口で仕事を教えようとしている
× 社員教育を社員任せにしている

 社長の中には「自分は忙しい…」ということを多用して社員教育を怠っている方は、実際、大勢います。そのような会社のほぼ全てで社員は育っていませんので、社長自身の時間割をよく考え直して、社長自らが社員教育をすることが大切です。伸びていく会社では、ほぼ必ず社長自身が先頭に立ち社員教育をしているからです。

■一方で社長が先頭に立って社員教育をするメリットは以下の2点です。

①塗装技術のみならず、会社で大切にしている考え方も同時に伝えることができる
②社員は、忙しいのに仕事を教えてくれる姿勢を見て、この親方・社長についていこうと決めるようになる

 このようなことからも、社長が先頭に立って社員を教育することが、会社を発展させるための1番の社員教育となります。反面、社長自身の仕事に対する姿勢に乱れがあれば、それ自体も伝わってしまうため、会社にとってはマイナスの掛け算となり、全く教育効果は無くなるということを強く心がけておくことも大切ですね。

2.褒めて伸ばすこと

2つ目の社員教育のポイントは、「褒めて伸ばすこと」です。

よく言われる話ですが「教育」のラテン語の語源は、「education(引き出し)」です。そもそも論では、その人の持っている才能を引き出し、伸ばすことを教育と考えているということです。ところが、塗装屋さんの社長の多くは、あまり社員や職人を褒めたがりません。

その理由は、大きく2つあるということを見てきました。

①1つ目は、自分もあまり褒められてこなかった
②塗装業という職業柄、仕上げに関わる仕事なので、完成の前に「ダメコミ」「ダメ出し」を行う文化が根底にある

 そのため、「褒めること=甘やかすこと」と考えており、「厳しくすること・しっかりダメ出しをすること=相手にとっても最善の教育」と思い込んでいる節もあるからです。

 確かに、厳しくすることも大切ですが、愛情をかけずに育てた子は、力をつけてきた思春期になってから親に反発することがあるように、職人であれば、現場の仕事が覚えられた時点で、反発して外へ出ていってしまうことにもなりかねません。

多くの人は、

「自分が頑張っている姿を褒めてもらいたい」

「自分の悪いところばかりを修正しようとするのではなく、良いところを見て、伸ばしてほしい」

などと、心の底では思っています。それは年齢などには関係がありません。

上手な親方の元には、たとえ年配の塗装職人さんでも「俺はこの若い親方についていくよ」と、胸を張って言っている職人さんもいます。きっと、親方がこの原理原則を理解しているのだと思います。

繰り返しになりますが、本人の能力・意欲を引き出すためには、相手の良い部分を常づね口にして褒めてあげることですね。そのような塗装親方が増えれば、健全な塗装店も増え、塗装業界も本質的な発展を実現できるのではないか、と思います。

3.一段上の仕事にチャレンジさせること

3つ目の社員教育のポイントは、「一段上の仕事にチャレンジをさせること」です。

それにより、社員も育ち、会社も成長します。

具体的には以下のとおりです。

・仕事ができるようになった子方には、「現場親方」の仕事を任せてみる

・仕事ができるようになった現場親方には、「職長」の仕事を任せてみる

・仕事ができるようになった職長には、「経営責任者」を任せてみる

ところが、多くの塗装屋さんの社長は仕事を部下に任せません。なぜでしょうか?

それは、以下の3点があると思われます。

①部下に任せるタイミングを見誤っている

②部下の失敗を恐れている

③「部下は、次の仕事もできるようになる」ということを社長自身が信じ切っていない

それぞれに対する対応は以下のとおりです。

①の部下に次の仕事を任せるタイミングを見誤らないためには以下の2点を実行してみてください。

・業務マニュアルで部下の業務習得能力を常に確認をしていく

・毎月面談を実施し、部下の本音を確認しつづける

②の部下の失敗を恐れるを克服するためには、以下の3点を実行してみてください。

・部下が自信をつけられるよう指導をする

・部下が失敗したら、自分が尻ぬぐいをする心の準備を持つ

・部下の失敗をカバーできるよう、常に営業利益を出し、常により多くの顧客獲得・信頼獲得を心掛け続ける

③の部下を信じ切るためには、以下の2点を実行してみてください。

・「君ならできる。大丈夫だ!」と口に出し続ける

・自分の過去を振り返り、自分が仕事を覚えている時の心境を思い出し、常に心に置いておく

・自分も常に新しい物事に挑戦し、新しい物事に挑戦している時の心境を理解しておく

もちろん、よく部下の実力を見極める必要はありますが、仕事に対して一定の自信を持ちはじめてきた部下に対しては、社長は勇気を持って仕事を任せることが大事です。

それを行わないと、逆に、実力をつけてきた部下ほど、現状の環境に物足りなさを感じてしまい、転職を考えるきっかけを与えてしてしまう可能性もあるからです。

そして、仕事を任せていく中で、部下も、社長も、会社も成長していくのです。

また、一方では、責任のある仕事を任せたら、部下は裏切るのではないかと考えてしまう社長もいるかもしれません。私が長年見て、実践をしてきた限り、本気の社長を裏切る部下は原則、極めて少数派です。

万が一、一度は裏切られても、その失敗によって社長自身は、採用方法や、仕事の任せ方を習得することになるため、次からは成功するというケースがよくありました。

ですから、今の事業を成長させようと考えるのであれば、「若いうちにお金と人の失敗をせよ」と言われているとおり、社長自身は失敗を覚悟の上、勇気を持って部下に仕事を任せていく訓練をいたしましょう。


原理原則6・・・現場ごとの「原価管理」を徹底し、高収益の塗装店を作る

塗装店経営7つの原理原則の6つ目は、「現場ごとの原価管理を徹底し、高収益の塗装店を作ること」です。

なぜ、現場ごとの原価管理の徹底が必要なのかと言うと、塗装店経営において、現場ごとの原価管理が、経営のセンターピンだからです。

現場ごとの原価管理が出来ている塗装店は必ず経営が成功していますし、出来ていないお店は必ず経営が不安定だからです。

1.原価管理の仕方の基本は、以下のとおりです。

 ①原価を理解する
 (材料費、労務費(人工)、現場工事に関わる設備機械等の費用、いわゆる工事に関わる費用すべてを指します)

 ②現場が始まる前に、原価管理シートの「実行予算」(目標)を立てる(以下、図を参照)

 ③目標を目指して、現場進行を行う

 ④工事完了後、実際にかかった原価(以下、図を参照)を記録し、当初決めた「実行予算」との差異の原因を振り返る

 ⑤これを例外なく全ての現場で行う

 ⑥まず、社長が行う。次に職長にもできるようになってもらい、最後には、親方までできるようになってもらう

原価管理は他店との競争ではなく、自社内部の努力でできる経営成功への道です。やらない手はありません。つまり、やるのみ、です。

■原価率目標は以下のとおりです。

おおむね65%以下

原価70%以上になって経営が安定しているという会社はごくわずかです。利益がでなければ、経営は必ず不安定になるため、原価率目標を、おおむね65%以下と定め、利益を残すことができる塗装店経営を実行し続けましょう。

また、現場によっては、原価65%を達成できない厳しい現場もあるかと思いますが、そのような場合には以下のように考えることが大切です。

 ◎原価65%以下で完工できる現場もあるケースがあるので、ひと月トータルでの原価率目標で考える
 ◎原価率が高くなってしまう原因を分析し、改善をすることを課題として持っておく

 どのような塗装屋さんでも、全ての現場で利益が沢山出る良い現場ばかりなどということはありません。

 ところが、経営成功を持続している塗装屋さんは、どのような現場でもしっかりと原価管理をしているものですので、ぜひとも頑張っていきましょう。

2.原価率と塗装屋さんの特徴

また、原価率ごとにお店の特徴がありますので、以下にご紹介します。自社の改善のヒントにしてみてください。

1.原価が常に高く、利益が残っていない塗装屋さんの6つの特徴

原価が常に高く、利益が残っていない塗装屋さんの特徴は以下のとおりです。

①現場での仕事時間が短い

特に住宅リフォームの現場においては、朝の到着が遅く(必ず8時を過ぎて到着する)、休憩が長く(午前・午後いずれもお茶休憩を30分程度取っている等)、夕方の帰社時間が早すぎる(17時には会社に到着している)のです。

このような塗装屋さんの場合、実質労働時間が6時間半程度(もしくはそれ以下)というケースもあります。現場で働く時間が短すぎて、収益性が上がるということは絶対にありませんので、仕事時間の管理から改善が必要です。

②工事において、社長は職人さんたちのせいにする発言が必ず出る

③職人さん側は、社長の指示をあまり聞かず、自分たちの思う仕事(納得のいく仕事)に専念する習慣がある

④話し方ものんびりしていて、同じ話を何度も繰り返す

⑤会社をもっとよくしていこうという「向上心」や、「改善意欲」が極めて低い

⑥宴会が多い

心当たりがある点があれば、ぜひ経営改善のヒントにしてみてください。

2.原価が常に低く、よく管理されている塗装屋さんの6つの特徴

原価が常に低く、よく管理されている塗装屋さんの特徴は以下のとおりです。

①現場での仕事時間が長い

特に住宅リフォームの現場においては、朝の到着が早く遅く(必ず8時前に到着し準備を済ませて必ず8時から作業を開始する)、休憩が短い(午前・午後いずれもお茶休憩を10分程度、お昼休憩も1時間休憩せずに作業を始めることも多い)、夕方の帰社時間は比較的遅い(17時過ぎまで現場作業を行い会社に帰社する)のです。

このような塗装屋さんの場合、実質労働時間が8時間以上となっています。

単純な話ですが、原価を10%下げるためには、いろいろな工夫をして1時間半程度仕事時間を延ばすことなので、上記「原価の高い塗装屋さん」と比較しても、10%以上の差が生じています。

②決められた目標どおりに完工しようという意欲が高い(原価管理に対する意識が共有できている)

③自己責任の原則が浸透していて、素直な職人さんが多い

④チームワークが良く、若い部下も育つ風土がある

⑤施工技術の習得意欲が高い

⑥資格取得などにも積極的に取り組んでいる

ぜひ、上記のような塗装屋さんを目指して頑張ってまいりましょう。

そのためには、社長自身が上記のような「姿勢」を体現していくこととなります。

3.原価は低いが、職人さんの出入りが多い塗装屋さんの特徴

最後は、原価は低いが、社員の出入りが多い塗装屋さんの特徴は以下のとおりです。

①社長が仕事に対して厳しすぎる傾向がある
②社長が現場作業をやらないで、口だけで管理をしている傾向がある

 上記のような会社では、原価は低くても社員に精神的なストレスが溜まっており、社内には愚痴が蔓延していたりして、職人の出入りが激しくなっていたりする状況があります。

■出入りが激しい塗装屋さんの原因

 上記のような職人の出入りが激しい塗装屋さんの根本の原因は、以下の3点が主だったものです。

 ①社長の仕事能力が高すぎること
 ②その能力に答えられる人材を採用できていないこと
 ③その結果、社長の考えている仕事を理解できる人材がいないこと

 そのため、「原価率は低いが、職人の出入りが激しい塗装屋さん」には、まずは焦らずに、「原理原則4 会社を強くする採用競争力を身に着ける」を実践していくことから始めてみていただくことをおすすめしています。「社長の仕事に対する考え方」を、心底理解してくれる人材が1人でも入った段階から、会社は善循環しはじめるからです。

あなたの塗装店経営のヒントにしていただければ幸いです。


原理原則7・・・自社の「コアコンピタンス」を追求し続け、経営成功を実現し続ける

塗装店経営7つの原理原則の7つ目は、「自社のコアコンピタンスを追求し続け、経営成功を実現し続ける」です。

なぜ、自社のコアコンピタンスを追求し続けることが必要なのかというと、事業がうまく伸びていった時も、事業が不安定になった時も、また事業を承継していく時にも、「自社が守っていくべきもの」だからです。

そして、コアコンピタンスを追求し続けることが出来れば、儲かりそうな事業に手を出したりして横道に逸れてしまうことなども防げるからです。

「コアコンピタンス」とは?

コア・コンピタンスとは、「競合他社を圧倒的に上回るレベルの能力」「競合他社には真似できない核となる能力」のことを言います。

小さな塗装屋さんに、「コアコンピタンス」があるかと言えば、限りなく無いに等しいかもしれません。しかし、会社が小さな時期から、「競合他社を圧倒的に上回るレベルの能力=コアコンピタンス」を追求し続けていくということを目標として持っていくということを、ここでは示しています。

仮に、自社のコアコンピタンスは、「住宅塗装において、◯◯市内では施工技術力がNo.1である」と主張するなら、市内のどの塗装屋さんよりも「在籍している塗装技術者が多い」「これまでの施工実績が多い」「これまでの施工満足度が高い」などという具体的な根拠を元に定義されることになります。

一方で以下のような根拠の無いキャッチフレーズ的なものは、コアコンピタンスとは定義していません。

× うちはどこよりもいい仕事をします
× 強みは施工品質です
× お客様の満足度No.1
× ⚫⚫⚫棟の施工実績

 また、現時点においては不明瞭であっても、これからの会社経営の中で、コアコンピタンスを明確にして、伸ばしていこうと考えていくようなものです。

 繰り返しになりますが、そもそも事業とは、「強み」でしか生き残れないものあり、その「強み」を「さらなる強み」へと永遠に押し上げていく営みでもあります。

 単純な例をお話いたしますと、創業当初は、住宅塗装においての施工技術者が社長1人であり「町内NO.1」であった存在が、そのうち「市内No.1」となり「県内No.1」となっていき、徐々にアパート塗装の分野の施工実績が増えてくる。そして、アパート塗装の専属施工技術者も複数人育成していき、市内No.1、県内No.1と、徐々に成長をしていく、というように事業を成長させることができるのも、コアコンピタンスを追求し続ける姿勢からです。

このように、コア・コンピタンスを追求し続けることで、必ず、事業は、必要な方から強く必要とされ続ける存在となり、収益性の高い塗装屋さんになってゆくことが可能です。

もし現時点において、まだコア・コンピタンスが明確になっていないというケースでも、今からコア・コンピタンスを明確にして、追求を始めることでよいので、ぜひ、意識してみてください。

 

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